保険相談選びの基本

【失敗しない】初めての保険相談選びの基本の「キ」

昨今、テレビCMや広告でほけんの窓口、保険見直し本舗、保険クリニックなどを目にしたことがおありかもしれません。これらの保険ショップは複数の保険から一括見積もりができるのを特徴としています。それぞれイメージキャラクターとして、ほけんの窓口は速水もこみち、保険見直し本舗では佐々木健介、北斗晶夫妻がCM出演しています。

 

すでに保険相談を受けた、ないしは相談する店舗がお決まりの方はこのページは読まなくても大丈夫かもしれません。けれども保険相談が初めての方やもっと知識を深めたい方には、以下の読んで役に立つ情報は大いに今後の指針になるものと思われます。

「店舗型」と「訪問型」2タイプある保険見直しサービス

 

先ほど触れました保険見直し本舗、保険クリニックは店を構えてお客を待つ店舗型の営業スタイルです。お店に足を運ぶことで保険相談が始まります。一方、保険マンモス や FPのチカラなどは訪問型の営業スタイルで、主にインターネットや雑誌広告を通じて集客をしています。このタイプの場合、保険の相談員に自宅や近所のファミレス、喫茶店などに相手からお客のもとへ出向いてもらうことで保険相談が始まります。

 

どちらのタイプが優れているかについては、一長一短があり、なんとも言えないところです。けれども2タイプの持ち味を充分考慮すれば、あなたに合ったお店を選びやすくなるのは間違いありません。

 

店舗型は「気軽なところ」が長所。いつでも窓口で相談できる

 

保険見直し本舗、保険クリニックのような店舗型は立ち寄って気軽に相談できるのが良い点です。これに対し、訪問型はまず場所と日時を指定して、アポイントメントを取ってからになります。わざわざ相談員に出向かせるのは心理的に負担ではありますが、ビジネスライクな方なら気になることにもならないでしょう。一方で店舗型はお客のほうが立ち寄るので、まさしくコンビニ感覚で利用できます。そんな気軽な雰囲気での保険相談は心理的なハードルが低いと言えます。

 

また店舗型はショッピングモールに入っていることも多く、立ち寄りやすいメリットがあります。買い物ついでの方や、わざわざ来てもらうほどじゃないけどちょっと質問してみたい方には、相談するのに最適です。

 

加えてほとんどの店舗では子供が遊べる、いわゆるキッズスペースを設けていて、子連れのお客様でもじっくり腰をすえて相談できる環境面での配慮もゆき届いています。忙しくないスタッフがその間子供の相手をしてくれることすらあります。

 

訪問型と違って、お店に足を運ばねばならない点が店舗型の欠点でしょう。さらに最も懸念される問題は、相談員のレベルが全体的に訪問型に比べると低く、物足りない点です。

 

店舗型の保険相談は近年、急激に増えている現状があります。店舗数の増加が著しく、その増加スピードに対ししっかりしたレベルの店員数が追いつけていないのです。保険の内容を深く習熟した店員が不足しており、実経験1〜2年の素人同然のスタッフでは保険相談でお客の質問に充分には答えられません。「ほけんの窓口」を例にとれば、新人が半年みっちり研修を受けられる研修センターが社内にあるそうです。また新人が店舗に配置されると、ベテラン社員と組まされます。店舗にお客がいない時などはベテラン社員が新人に常に指導をすることで、スタッフの質の向上に努めているそうです。

 

しかし研修をしっかり受けても、新人なのですから実経験が少なさはどうにもならないものがあります。私は店舗型で相談を受けたことが4度ほどあります。そのうちの某店舗では相談員の知識レベルが低すぎて、何の成果も得られない相談になってしまった経験があります。

 

訪問型は相談員の質の高さに自信あり

 

訪問型が最も強みとしているのは、お客のもとに現れる相談員の質が比較的高いことです。訪問型の相談員は、それぞれ全員がファイナンシャルプランナーの資格を持っています。一方で店舗型の相談員のほとんどはフィナンシャルプランナーではありません。資格の有無で全てが決まるわけではありませんが、試験をパスした以上、訪問型の相談員には一定の知識の裏付けがあります。

 

保険業界は離職率の高い業界で、平均経験年数は1〜2年程度であるのが実情です。訪問型のファイナンシャルプランナーは、前職は生命保険会社の社員か、店舗型の相談員だった人が多いです。彼らの前職での経験年数は5年以上がほとんどで、独立してフィナンシャルプランナーの資格を取得しています。ですから訪問型の相談員が保険の知識にも精通しており、相談内容の質も総じて高い傾向があるのは、彼らのほぼ全員が入れ替わりの激しい厳しい保険業界を渡り歩いてきたからなのです。

 

また小さなお子さんがいる家庭や、ご高齢のお客さんの場合には相談員に自宅まで来てもらえるのはありがたいことです。しかし逆にこのことは訪問型の欠点でもあり、表裏一体の側面を持っています。わざわざ相手に足を運んでもらうのは便利である反面、心理的に負担になるのです。初対面の人を自宅に招き入れるのは少し抵抗があります。近所のファミレスや喫茶店で会うにしても根も葉もないうわさが立つこともあります。

 

「あそこの奥さん、まさかとは思うけど不倫かしら?洒落たスーツを着こなした男性とファミレスで親しげに話していたのよ」変なうわさは尾ひれがついて、どんどん町内に広まりますからね。

 

訪問型の相談員はほとんど男性ですから、会うとなると女性には前述のような深刻な誤解に発展しかねません。あなたが男性なら、このような心配はする必要はありませんが。こういった対策のために、たとえば保険マンモスでは独身女性の自宅に男性相談員が訪問すること自体を禁止している会社もあります。

 

保険の見直しが初めての不安、どうしたらいいの?

 

保険の見直したいけど初めて、そんな方はまずは店舗型で相談をしてみるのも良いでしょう。店舗型でも全ての相談員のレベルが低いという訳ではなく、店長クラスなら実務経験が豊富ですから安心です。

 

初めては勝手がわかりませんから、誰しも不安です。お金が関係していますから、できる限り安心感を感じられる中での相談ができる点で店舗型へ行くことを推奨します。

 

ですから、初めての方はまずは店舗型で相談というのがベストの選択です。

 

そこでの相談内容に満足したのであれば、相談する価値はあったと言えるでしょう。仮にその店で不満や不安があったとしたら、保険は将来の大事な問題なので、改めて別の保険相談をあたってみることにしましょう。これはつまるところ、保険のセカンドオピニオンと言えましょう。 

 

このセカンドオピニオンを訪問型にするか、店舗型にするかですが、最初の相談で生じた問題点を念頭におきながら、次の相談サービスを選びます。最初の相談で店舗スタッフを思ったより頼りなく感じたなら次は訪問型を試してみても良いと思います。それでもまだ自宅などに来てもらうのはちょっと不安というなら、別会社の店舗型や同じ会社の系列の別店舗に行くのも妥当な選択だと思います。